摘要 : 本論文では，無損失の二媒質境界近傍にダイポールがある場合を取扱い，この入力アドミタンスの周波数特性が一致するような一様媒質の等価誘電率をFDTD法により求めている．無損失媒質境界近傍ダイポールの等価誘電率は複素数となり，ダイポールと境... 展开 本論文では，無損失の二媒質境界近傍にダイポールがある場合を取扱い，この入力アドミタンスの周波数特性が一致するような一様媒質の等価誘電率をFDTD法により求めている．無損失媒質境界近傍ダイポールの等価誘電率は複素数となり，ダイポールと境界との間隔によって変化する様子を明らかにしている．また，実験を行ない，有限な大きさの粘土と空気の境界近傍にモノポールを置いたときの入力アドミタンスを測定している．実験結果と理論結果を比較検討し，本論文の妥当性を示している． 收起